(1)モデルとインスタンスの繰り返し設定
モデルのLクラスの要素名が--任意--,Sクラスの要素名が--任意--,キーワードが
P[N][x](x=1,2,..n)でNの場合、インスタンスでは、Lクラスでは、Lクラス名が同一で、
要素名が異なるものを複数作成できます。Sクラスでも、 Sクラス名が同一で、
要素名が異なるものを複数作成できます。キーワードのP[N][x](x=1,2,..n)は、
N個のキーワードデータが作成できます。
Lクラスの例:
ここでは、モデルのLクラスのトランスポート層の要素名が--任意--で、
インスタンスは、具体的な要素名TCP,UDPと複数設定しています。
Sクラスの例:
Sクラスも要素名については、Lクラスと同様である。
キーワードの例:
ここでは、状態遷移キーワードP[N][1],P[N][2],P[N][3]の例で、インスタンスの具体的な
キーワードデータが複数設定されている。具体的データとしてNは、19個あります。
(2)出力定義の繰り返し設定
シーケンス識別子で繰り返しのある変数識別子を設定したケースを表示します。
シーケンス識別子$Seq[1]で、モデルのLクラス名:トランスポート層の要素名は
--任意--を設定変数に設定($Var[28]) することにより、 ループ、ループ終了
キーワード設定項目が表示され、変数識別子リストのループにループが表示されます。
処理としては、$Seq[1]の内容が$Var[28]のインスタンスが持つ個数分繰り返され、
$Var[28]には、インスタンスの値が個数分順に表示されます。
(3)出力定義の繰り返し設定
ループキーワード:
ループには、次に続けると新しい行の2つのキーワードがある。
次に続けるのキーワードを選択した場合:
上図の内容をメニューの出力の出力定義のチェックで確認すると、
出力定義のチェックでは、繰り返しがあった場合2回繰り返しを表示し、変数識別子$Var[28]は、
繰り返しであれば、一回目の表示は、%Var[28][0]で二回目の表示は%Var[28][1]となります。
ここで、ループキーワードで次に続けるにした場合、1回目が終わりで終了し2回目の始まりが
パターンで始まるが、そこが繋がった状態になります。
新しい行のキーワードを選択した場合;
ここで、ループキーワードで新しい行にした場合、1回目が終わりで終了し2回目の
始まりがパターンで始まるが、そこが改行して表示されます。
ループ終了キーワード:
ループ終了には、全て出力と最後の$Var以降出力しないの2つのキーワードがある。
全て出力を選択した場合:
ループ終了回数目の表示も全て表示される。
最後の$Var以降を出力しないを選択した場合
ループ終了回数目の表示が$Varの変数ある後は表示されません。
複数の$Varがあった場合は、最後の$Varの後を表示しません。